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BALI

バリ島: Pulau Bali

東南アジアのインドネシア共和国バリ州に属する島。

首都ジャカルタがあるジャワ島のすぐ東側に位置しする。島内人口は約389万人。

言語:インドネシア語・バリ語・(商業施設などは英語)

主な宗教:バリ・ヒンドゥー

日本との時差:約−1時間

空港:イグラライ国際空港(デンパサール空港)

通貨:インドネシアルピア

気候:熱帯性気候。乾季と雨季の2つの季節があり年間を通して平均気温は約28度、乾季は日中30度を超える日もあるが湿度が低く、日本の夏と比べて過ごしやすい気候。
雨季は終日雨が降るわけではなく、夜間や日中にまとまって降る。

Nyepi

Nyepi 

ニュピはバリ島・サカ暦の新年。2017年は3月28日(火)で、バリヒンドゥー教徒が精神修養に専念する最も重要な日です。外出、労働、灯火の使用、殺生、食事などが一切禁じられ、島民全員が瞑想をして祈る日として過ごします。ニュピ当日の午前6時から翌日の午後6時までが、島全体が沈黙の時間となります。

前夜祭

ニュピの前日である大晦日、月が隠れるティルム(暗月)の日で、冥界の「ヤマ神」が大掃除をするので、悪霊たちが地界を追い出され地上に這い上がってくると言われています。バリの各家庭では鍋釜を打ちならし、家に入り込んだ悪霊を追い出し、各村々では「オゴオゴ」と呼ばれる鬼の張りぼてを作り村を練り歩きます。

当リトリートで滞在するウブドの中心地には、各村のオゴオゴたちが集結するいわゆるメイン会場ともなります。この祭りは観光客にも人気があり、これを見るためにバリを訪れる人もたくさんいます。

 

商業施設のサービス縮小や停止

ニュピ当日はバリの商業面でも特殊な日となります。

前日の午後すぎから商店などは閉店していき、従業員たちも自分の村へと帰省を始めます。ニュピ当日は街の商店やレストランは閉店し、空港の離発着も緊急時とトランジット以外はクローズとなります。

ヒンドゥー教徒以外の住民や外国人観光客にもニュピの規制は影響します。前日午後からは移動は避け、ニュピ当日から翌日早朝までは外出することができなくなりますので宿泊施設内で過ごします。ホテル内などは最小限のサービスを提供します。

リトリートでのニュピ

当リトリートでは、大晦日はオゴオゴパレードを楽しみ、存分に前夜祭を堪能します。

ニュピ当日はリトリートセンター内にて講師とともに沈黙の瞑想を行う時間を過ごし、残りの時間は各々で瞑想や祈りの日として静寂を守ります。希望者は1日断食も可能です。

ニュピは、日本ではけして体験することのできない、島と住民全体の沈黙です。

すべての家庭や商業施設が、​電気・電灯を使用しない夜を想像してみてください。

漆黒の宇宙と無限に広がる星空。動物や虫たちの息づかいまで聞こえてくるでしょう。

この世界を自然界の営みにお返しし、人間の心の中に燃える欲望や渇望の火を消し、神の光だけを灯します。

地球上の生命の一つとして、心の静寂と生きるバランスを取り戻しましょう。

この貴重な1日をぜひ一緒に体験してください。

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